クリスマスに読んでほしい 大人におすすめの本3選 ギフトにも

おすすめ本

読書の世界からこんにちは。おまつりです。

もうすぐクリスマス。

読書好きのあの人に、本のプレゼントはいかがでしょうか?

クリスマスをテーマにした本はたくさんありますが、その中でも日本の作家さんに

限定して、ご自身で読むのはもちろん、読書好きの方へのプレゼントにも喜ばれること

間違いなしの本を3つご紹介します。

クリスマスに訪れる、奇跡の連鎖 キャロリング/有川ひろ

こんな人におすすめ!

・家族について考えたい人
・大切にしたい人がいる人
・優しい気持ちになりたい人

「キャロリング」詳細情報

作品情報

タイトル:「キャロリング」
著者:有川 浩
発売日:2014/10/22
出版社:幻冬舎
ページ数:367ページ

 

有川浩さんは、2019年2月にペンネームを「有川ひろ」に改名されました。

また、「キャロリング」は三浦貴大さんと優香さんのダブル主演でドラマ化もされています。

「キャロリング」のあらすじ

クリスマスに倒産が決まった子供服メーカーの社員・大和俊介。
同僚で元恋人の柊子に秘かな思いを残していた。
そんな二人を頼ってきたのは、会社に併設された学童に通う小学生の航平。
両親の離婚を止めたいという航平の願いを叶えるため、彼らは別居中の航平の父親を訪ねる
ことに――。

幻冬舎HPより

「キャロリング」を読んだきっかけ

有川浩さんの「図書館戦争シリーズ」のファンでした。

とにかく読書初心者だった私には有川浩さんの物語が読みやすく、飽きない展開が大好きで

他の作品も読みました。

その中の1作で、それまで読んだ有川浩さんの作品の中では穏やかな匂いのする雰囲気が珍しく、

書店で手に取りました。

「キャロリング」の感想

冒頭、「これはサスペンスでは!?」と思うほどシリアスの場面から始まり、少しびっくりしました。

表紙のキラキラした感じからは想像がつかなかったのです。

読み進めていくうちに、主人公の幼き頃からの境遇に胸が痛くなり、それにより大人になってからも

周囲の人間との距離感をたびたび誤ってしまう主人公。

そんな中でも、境遇を理解し主人公を慕っている会社の人たちの愛を感じます。

重たいテーマも含まれていますが、笑える要素も入れてくれているので、しっかりとテーマには

向き合いつつ心を軽くしてくれているところは、さすが有川浩さん、といったところです。

読後感も満足でした。

「キャロリング」の心に響いたおすすめ名言

「不幸の比べ合いをしても仕方がないでしょ」

「キャロリング」本文より

私自身、自己肯定感が低いのことが悩みです。

人と比べて自分は不幸だ、と何かあるごとに考えてしまいます。

本作の中ではそういう意味ではない場面でのセリフですが、私にはとても心に響きました。

「誰が誰よりも不幸であるべき」とか「自分は誰よりも不幸だ」などと比べるべきではないんだ

と改めて感じることができます。

 

一風変わったクリスマスの物語たち 「X’mas Stories 一年でいちばん奇跡が起きる日」

おすすめしたい人

・一風変わったクリスマスの物語を味わいたい人
・一度にたくさんの作家さんの物語が読みたい人
・クリスマスなんて嫌いだ!の人

「X’mas Stories 一年でいちばん奇跡が起きる日」詳細情報

作品情報

タイトル:「X’mas Stories 一年でいちばん奇跡が起きる日」
著者:朝井リョウ、あさのあつこ、伊坂幸太郎、恩田陸、白河三兎、三浦しをん
発売日:2016/11/14
出版社:新潮社
ページ数:285ページ

名だたる作家さんたちのクリスマスにまつわるストーリー。
小説新潮から文庫化された作品です。

「X’mas Stories 一年でいちばん奇跡が起きる日」のあらすじ

もう枕元にサンタは来ないけど、この物語がクリスマスをもっと特別な一日にしてくれる――。六人の人気作家が腕を競って描いた六つの奇跡。
自分がこの世に誕生した日を意識し続けるOL、イブに何の期待も抱いていない司法浪人生、
そして、華やいだ東京の街にタイムスリップしてしまった武士……!
ささやかな贈り物に、自分へのご褒美に。

新潮社HPより

「X’mas Stories 一年でいちばん奇跡が起きる日」を読んだきっかけ


私はアンソロジーを読んだ記憶がないのですが、大好きな伊坂幸太郎さんが参加されているとあって、

手に取りました。

その他の作家さんも本屋大賞ノミネート常連の方々ばかりです。

また、口コミを見ていると賛否両論だったので、「これは自分の目で読んで判断してみたい!」と

思いました。

「X’mas Stories 一年でいちばん奇跡が起きる日」の感想

もう、本当に満足です!

装丁からして、クリスマスのキラキラ感が伝わって心がホッと温まる・・・

とお思いですよね?

私が読んだ感じでは、そういった雰囲気とはいい意味でかけ離れています。

そして、一度に6人の作家さんのストーリーが味わえることで、それぞれの個性や特徴がはっきり

出ていて、本当におもしろいです。

いいとこどりで、お得感さえあります。

その中でも、伊坂幸太郎さん「一人では無理がある」が一番お気に入りです。

「X’mas Stories 一年でいちばん奇跡が起きる日」の心に響いたおすすめ名言


きっかけとか覚悟とかって、多分、あとからついてくるんだよ。
後から振り返ったら、あれがきっかけだったんだろうな、って、それくらいでいいんだよ。

「X’mas Stories 一年でいちばん奇跡が起きる日」(逆算:朝井リョウ)本文より

「本当にそう!」と声を大にして言いたい気分でした。

悪いことがあった時には、それだけで頭がいっぱいになってしまってしまいがち。

しかし、月日が経ち思い返してみると

「あれがきっかけで今の私があるのかもしれない」
「辛かったけどあの時のあんな経験をしておいてよかった」

と思うことがあります。

正解は分かりませんが、そんな感じでいいんだと朝井リョウさんに言われている気がします。

大人のためのクリスマス絵本 クリスマスを探偵と/伊坂幸太郎

おすすめしたい人!

・絵本が好きな大人 
・ファンタジーが好きな人
・伊坂作品が大好物な人

「クリスマスを探偵と」詳細情報

見出し

タイトル:「クリスマスを探偵と」
著者:伊坂幸太郎
イラスト:マヌエーレ・フィオール
発売日: 2017/10/25
出版社:河出書房新社
ページ数:80ページ

大学生の時に伊坂幸太郎さんが書いた、初めての絵本です。

AmazonではKindle版と単行本それぞれ表紙が違い、どちらも雰囲気が異なり素敵です!

Bitly

 

Kindleと単行本、どちらか迷っている方はこちらの記事も参考にしてください。

「クリスマスを探偵と」のあらすじ

舞台はドイツ。
探偵カールがクリスマスの夜に出会った謎の男とは……?

河出書房新社HPより

「クリスマスを探偵と」を読んだきっかけ

何はともあれ、伊坂幸太郎さんが大好きな私。

そんな伊坂さんが大学生時代に初めて執筆した絵本だということがいちばんのきっかけです。

伊坂さんが書く絵本って?子供向けなのか?表紙を見る限り、とてもしぶくて味のあるタッチだ・・・

と興味津々でした。

「クリスマスを探偵と」の感想

私が伊坂さんの小説を読み終わると、必ず思うこと(もしくは言葉にしてしまうこと)。

「伊坂さん、裏切らないよな~」です。

今回も、絵本ということで伊坂さんらしさがどこまで表現されているんだろう?と謎のまま

読みましたが、間違いなかったです。

これははっきり言って、大人向けの絵本です。

子供が読む本とは物語も大人向けだし、イラストも味があって一昔前の映画のような雰囲気が

します。

伊坂さんも本作のあとがきで、見開きの絵がとても好きだとおっしゃっていました。

大人向けの絵本と言いましたが、内容はサンタクロースを信じていたであろう子供時代を思い出す

ような、ちょっとしたときめきを感じてしまう内容です。

「え、ちょっと待って・・・そ、そうなの??」と思わず言ってしまうようなビックリする場面や、

ファンタジー要素もありますよ。

「クリスマスを探偵と」心に響いたおすすめ名言

でも、慰めるわけじゃありませんが、カールさんがそのきっかけを作らなくても、
お母さんはいつか爆発していましたよ。
ほおっておいても宇宙はできたんです。

「クリスマスを探偵と」本文より

ある男性が、主人公のカールに発するひとことです。

カールの母親の怒りがすさまじく、

「もうひとつ新しい宇宙ができるくらいの爆発だった」

とおどけたカールに、男性が慰めてあげたのです。

とても粋で、こちらまでクスっと心が軽くなる気持ちがしました。

 

まとめ

今回は、クリスマスに読んでほしい本を3つご紹介しました。

ご自分で読んでみるのはもちろん、読書好き、絵本好きのお友達やご家族にプレゼントとしても

おすすめです。

「これぞクリスマス!」といった定番の本もいいですが、一風変わったクリスマスの物語で

今年のクリスマスを過ごしてみるのもいかがでしょうか?

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