【純愛もミステリーも!】ディーリア・オーエンズ「ザリガニの鳴くところ」あらすじや感想

おすすめ本

読書の世界からこんにちは。おまつりです。

今回ご紹介するのは、ディーリア・オーエンズ著友廣純訳

ザリガニの鳴くところ」です。


2021年の本屋大賞翻訳小説部門でみごと1位を獲った海外小説で、2019年、2020年

「アメリカで最も売れた本」としても有名です。

 

11月18日からは映画としても公開されていて、私も公開初日に観に行きました!

 

ソニー・ピクチャーズ 映画

 

ここでは「ザリガニの鳴くところ」を読んでみたきっかけや感想、おすすめのフレーズを

紹介していきます。

 

こんな人におすすめ!

・純愛もミステリーも一度に楽しみたい
・海外小説に挑戦したい
・見知らぬ土地の自然を感じたい
・少女の成長を見届けたい

 

「ザリガニの鳴くところ」詳細情報

作品情報

タイトル:「ザリガニの鳴くところ」
原題:Where the Crawdads Sing
著者:ディーリア・オーエンズ
訳者:友廣 純発売日:2020/3/5
出版社:早川書房
ページ数:512ページ

 

Bitly

著者 ディーリア・オーウェンズさんについて

動物学者で小説家。
69歳から「ザリガニの鳴くところ」の執筆を開始し、10年かけて完成させた。
現在の住まいは、本作の舞台でもあるノースカロライナ州であり、山に囲まれた自然の中で
動物たちと一緒に住んでいるそうです。
さすが動物学者といったところですよね。

 

 「ザリガニの鳴くところ」あらすじ

ノース・カロライナ州の湿地で男の死体が発見された。
人々は「湿地の少女」に疑いの目を向ける。
6歳で家族に見捨てられたときから、カイアは湿地の小屋でたったひとり生きなければ
ならなかった。
読み書きを教えてくれた少年テイトに恋心を抱くが、彼は大学進学のため彼女のもとを
去ってゆく。
以来、村の人々に「湿地の少女」と呼ばれ蔑まれながらも、彼女は生き物が自然のままに
生きる「ザリガニの鳴くところ」へと思いをはせて静かに暮らしていた。
しかしあるとき、村の裕福な青年チェイスが彼女に近づく……みずみずしい自然に抱かれて
生きる少女の成長と不審死事件が絡み合い、思いもよらぬ結末へと物語が動き出す。

早川オンラインより

 

「ザリガニの鳴くところ」を読んだきっかけや感想、おすすめ名言

「ザリガニの鳴くところ」を読んだきっかけ

とにかくInstagramやTwitterの読書アカウントをもつ方々の評判がよかったです!

湿地でひとり孤独に生きる少女になりきる方、最後まで手に汗握りながら少女を応援する方など

色々な感想が聞かれました。

その中でも、私が一番読みたいと思ったのは、

 

「結末が驚愕過ぎて余韻が半端ない」

 

という口コミでした。

 

「ザリガニの鳴くところ」の感想

皆さん、「湿地」と聞いたら、どんな場所を思い浮かべますか?

冒頭で、「湿地は沼地とは違う」とカイアから説明があるのですが、私は正直沼地のドロドロ

ジメジメした場所をイメージしていました。

ところが、自然の広大さ、きらめく水面、はばたく鳥たちが活字だけでもはっきりと想像できる

のです。

特に、カイアとテイトが大きな鳥の羽根を交換するシーンは何度も出てきて、2人の様子を囲む

大きな木々や青々と茂った野原までイメージできます。

  

一方で、きれいごとでは済まされない描写にも心を動かされました。

1950~1960年代の人種差別、貧困差別がとてもリアルで衝撃的です。

幼い頃からひとりで生きてきたカイアと、唯一のカイアの味方であるふたりの黒人夫婦。

最後まで、どうにか幸せに生きてほしいと願わずにはいられません。

 

他には、カイアがチェイス殺しの容疑で裁判にかけられるため、法廷のシーンがたびたび

出てきます。

無罪を主張するカイアと無償で弁護をするミルトンのやりとりや、カイアのアリバイを崩そうと

する検察官との攻防などが見どころです。

法廷のシーンだからと言って難しいことはなく、ハラハラドキドキ手に汗握るミステリー要素も

見どころです。

 

翻訳本ということで、海外文学が苦手な方もいらっしゃるでしょう。

翻訳の仕方によって、日本人には馴染めない作品もあります(私も途中で挫折した海外文学が

あります。)が、ザリガニの鳴くところは、翻訳が日本人にとても合っていて読みやすいのも

特徴です。

作品に出てくる自然や動物の描写がイメージしやすいのは、翻訳のわかりやすさが関係している

と感じました。

 

心に響いたおすすめ名言

私は人を憎んだことなんてない。向こうが私を憎むの。
向こうが私を笑い物にして、見捨てて、嫌がらせをして、襲ってくるの。
そうよ、私は人と関わらずに生きてく術を身につけたわ。

「ザリガニの鳴くところ」本文より


この文章だけで、カイアがどれだけのことをされてきたのか、ひとり孤独に愛する湿地での

生活をそんな気持ちで続けてきたのかが想像できますよね。

まとめ

今回は、「ザリガニの鳴くところ」をおすすめしたい人やあらすじ、感想、名言をご紹介

しました。

海外文学を敬遠している方にもぜひ読んでいただき、湿地の自然の豊かさや人種問題だけでなく

カイアの人生を共に歩んでみて欲しいです。

そして、「ザリガニの鳴くところ」というのは一体どこなのか?

感じ取ってみて欲しいです。

 

ザリガニの鳴くところ」はAmazonで単行本・Kindle・Audibleで読むことができます

 

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